クズ野郎が集まる世界一のバーバー(床屋)、Schoremに行ってみた
どうもご無沙汰しております、田中です。
アムステルダムの次はオランダ第二の都市と呼ばれているロッテルダムへ。
ロッテルダムは古い建物が多く残るアムステルダムとは対照的に、近代的な建物が多数立ち並ぶ都市として知られています。
ロッテルダムはアムステルダムと違い観光客が少なく、全体的に落ち着いている街なので、個人的には住みたい街ナンバーワンだと言っても過言ではありません。
そして、この街に来た理由はただ一つ。
世界一のバーバー(床屋)と言われているSchoremで髪を切ってもらうこと!
写真はSchoremのスタッフたち。
その見た目から分かる通り、パンクにアウトロー、ドロップアウトなどよ何かワケありのスタッフ達が髪を切ってくれます。
床屋といえばなんだかダサいイメージがありますよね。
でも今、世界中ではバーバーに行くのが流行り。
その流行りは勿論のこと日本にも来ており、今やイケてる大人の男はみんなバーバーに行っています。
現に僕も最近、バーバーに行きはじめました。
そして、バーバースタイルといういわゆるクラシックな雰囲気のある七三分けにしています。
七三分け?なにそれダサく無い?って思うじゃないですか。
でも、今のイケてる男たちはみんな七三分けのばーばースタイルですよ。
伊勢谷友介だって
エクザエルだって
みんなバーバースタイル!!!
ってことで、Schoremでクラシックなバーバースタイルにしてもらいました。
このお店は予約を受け付けないポリシー。
開店前から多くの人が並ぶらしいです。
なので、開店の30分ほど前にお店の前に到着。
店の前には立派な髭を蓄え、大きなピアスを付け、タトゥーだらけの大男たちがたむろしてました。
・・・・・
怖っ・・・
店の前を行ったり来たりすること数分、意を決してお店に入ります。
すでに店の中には10人ほどの人が開店を待っていました。
先ほども書いたように予約はできないシステムなので、店の中に入るとスタッフの人が最後の人を確認してくれて、この人の次が君の番だからね、ということを言ってくれます。タトゥーだらけの見た目によらず、意外と親切。
店内にはたくさんのポスターが。
なんかかっこいいぞ笑。
そして、ひたすら待つ、待つ、待つ・・・
約一時間後、ようやく自分の番に!
さっそく髪を切ってもらおうとしましたが、
オーダーの仕方がわからない・・・
ってか、英語でなんていったらいいかわからない・・・
このお店は王道のクラシックスタイルとやらしか受け付けてくれません。
こんなのや、
こんな風に
してってオーダーすると間違いなく断られますww
ひとまず七三にして!と、言ってあとは店内にはポスターがあり、そこにクラシックスタイルのサンプルがあるので自分のイメージに一番近い写真を指さして、こんな感じで!、とオーダーしました。
なんとか僕の意図が伝わり、ようやくカットへ。
しかし、ここでも問題が。
なぜか鏡から背を向けてのカット・・・
本当に自分のオーダーが伝わっているかわからない状況で髪を切られるのはかなりの恐怖。
そんな心配をよそに、スタッフは鼻唄をを歌いながら問答無用にバリカンでガンガン僕の髪を刈りあげていきます。
だ・・・大丈夫かこれ・・・
そして、たまに僕の髪を興味深そうに触っては、近くにいるスタッフとなにやら相談をしています。
だ・・・大丈夫・・・?変になってないよね・・・?
そしてカットが終了。椅子を回されて鏡を見ると・・・
あ・・・普通にええ感じじゃん!!!
そしてポマードをたっぷり塗られ、クシで整えられて終了。
おお、なんかめっちゃかっこよくなったぞ・・・
詳しい写真がこちら
お見苦しい写真でごめんなさい笑。
僕は美容師や理容師ではないので詳しいことはわかりませんが、彼らの仕事はとても繊細。何種類ものバリカンを使って、サイドを綺麗に刈りあげられました。
そして、なんだかみんなとても楽しそうに仕事をしていました。鼻唄を歌ったり、音楽に合わしてダンスをしていたり。
それと同時に、この仕事に誇りをもって仕事をしているんだな、ということも。
その姿はまさに職人。
ちなみにカット料金は35ユーロ。ポマードは自分のを持っていますが、クシは持っていないので、記念にクシもお買い上げ。
合計で47ユーロでした。
ビシッと髪がキマると、なんだか気持ちまで引き締まり。粋な男になった気分です。
そして宿に帰り、買ったクシを見てみると、
これ日本でも買えるやつやないかい!!!
では、世界のどこかでお会いしましょう。